2008年4月6日日曜日

「渋井真帆の日経新聞読みこなし隊」


 新聞の記事を断片的に読むのではなくて、前後の記事を経済のドラマとして読むと著者が説いている。
日経新聞は一つの欲望ドラマである。読む際には、①経済欲望ドラマにどんな登場人物たちが存在しているのか、②彼らはどんな相関関係を持ち、どんな過去や背景を持っているのか、③それによってどんな欲望や利害を持っているのか、④その欲望や利害を達成するためにどんな行動に出ているのか、⑤出るつもりなのか、の5つを常に意識しながら読み進んでください。
本の概要は以下のとおりである。
1.「ヨコ読み」で「先読み力」を鍛える
2.世界経済は「欲望の連鎖」である
3.「三つのマル」で読む
 ①「国のマル」
 ・「国の欲望」は国民全体を豊かにすること
 ・国同士はお互いに「経済力・軍事力・政治力」のせめぎ合いをしている。
・はずせないのはGDP・失業率・経常収支の三つ
②「企業のマル」
企業活動を単純かしてあらわすと次の四つのプロセスの繰り返しである。
ⅰお金を集める(調達)
ⅱヒトを雇い、工場を建てたり原材料を買ってきて商品を作る(投資や運用)
ⅲ営業や広告をして売上を上げ、利益を出して国に税金を払う。
ⅳ株主に配当を払って残った儲けをためる。
新聞を読む際には、常にどのプロセスにあるのかを意識すること
③「個人のマル」
個人は豊かさを追求する
本書は新聞の読み方だけを教えるのは最終目的ではない、日経新聞を読むことを通じて、考える力、企画力、伝達力を育つ。

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