2008年3月21日金曜日

コモディティ化

 関連キーワード:モジュール化、デバイス、デファクト・スタンダード

 コモディティ化とは、「製品間で機能、品質、ブランド力などに違いがなくなり、製品の規格化・標準化が進むこと」、あるいは「参入企業が増加し、製品の差別化が困難になり、価格競争の結果、企業が利益をあげられないほどに価格が低下すること」をさす。
 コモディティ化が起こると、どの製品も顧客のニーズに満たすことができる。さまざまな面で参入障壁が低くなる。競争激化によって価格が下落し、企業の収益が悪化する。このような状態を脱出するために、企業の努力工夫が求められる。製品のデザイン、ネーミングなどの差別化を図って、マーケティング活動を行う。米ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・M・クリステンセン(Clayton
M. Christensen )教授は、「大半の商品ではコモディティ化やモジュール化が起こると、これを契機としてバリューチェーンのどこかで『脱コモディティ化』のプロセスが生じる」と論じている。
 企業がコモディティ化に陥るのは必然の過程である。大切なのはこのこの状態から脱出して、好業績を収められるかどうかである。